古いMTBを引っ張り出し、最近のMTB事情をウォッチしてみたところ、あまりの変化に驚愕。ムラムラと新しいMTB欲しい欲が沸き上がってきた。これはもう買うしかない。
いろいろと情報収集した結果、昔以上にさまざまな種類の自転車があることがわかった。ロードバイクにも乗りたいが、オフロードも走りたい。ダウンヒル系バイクにも乗ってみたいが、ロングライドもしたい。
というわけで、前のMTBと同様クロスカントリーバイクに決定。たしか28年前も同じようなことを考えたような気がするが、我ながら全く思考回路が進歩していないと感心する。
カテゴリはMTBにするとして、どこのメーカーにするか? 昔はMTBにはそれなりのこだわりがあったような気がするが、ブランクが長すぎて今やなんのこだわりも無くなっている。メーカーは何でもいいが、とりあえず日本製がいいかな、くらいである。

ネットで色々と調べてみて何となく今のメーカー事情的なものがわかったので、近場のプロショップに行ってみた。スタッフの方にいろいろと教えてもらった結果、こだわりがないのなら海外の大手メーカーが間違いないとのこと。
レースなどの実績をベースにした研究開発の規模が全然違うらしい。おすすめは世界トップの自転車メーカーであるスペシャライズド。名前は知っているが、詳しいことは全然知らないので、展示されていたバイクを見せてもらった。

まずパっと目につくのは、1枚しかないフロントギヤ。28年前は3枚あったのだが、いまや1枚しかない。その代わり、リヤスプロケットが12枚もある。しかもデカい。シンプルな機構にして必要なギヤ比のみ使える、これが今の主流らしい。
タイヤがなんか大きいなと思ったら、なんと29インチもある。いやいや昔は26インチしかなかったのにいつの間にこんなに大きくなったのか。大きいほうが走行性能が高いということで、改良されてきて主流になったそうだ。

スペシャライズド完成車のコンポは、SRAMで統一されていた。かつてはMTBのコンポといえばシマノ一色だったが、今ではSRAMのほうが勢いがあるらしく、シマノ製コンポは長らく新作も発表されていないらしい。
ちょっと残念だが、SRAMコンポも性能はよくて信頼性も高いらしい。

ハンドルまわりは、ケーブル類が少なくてスッキリしている。ハンドルバーが70cm以上あってやたら長く感じるが、今はこれが当たり前らしい。
ハンドルに見慣れないレバーが付いているのだが、ドロッパーシートポストといって、シートの高さを調整できるようになっているそうだ。上りのときは高くして下りは低くするという調整を手元でできるのは、めちゃくちゃ便利かも。
今のバイクを間近で見て、いろいろとスタッフさんの話を聞けて楽しかった。しっかり吟味して購入バイクを決めたい。
了
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