ファイヤーボックスとは

高い燃焼効率を誇り、武骨なデザインと機能性から、本格派にオススメできるアウトドアストーブです。ステンレス製のシンプルな一体構造はとても頑丈で、12インチダッチオーブンを載せてもビクともしません。底部の穴より吸い込んだ空気が生み出す煙突効果により、簡単に着火でき、燃え続けます。

2015年よりG2モデルにバージョンアップされ、より便利になりました。折り畳んだ状態で厚さ約1cm、幅12.7cm、高さ19cmと、超小型とは言えないもののバックパックに放り込んでおけるサイズです。

ただし、重さは907gもあります。アウトドアストーブとしては、決して軽くはありませんが、耐久性・機能性の代償と考えてください。アウトドアストーブの場合、現状では軽量性を優先すると、耐久性は落とさざるを得ません。

野外活動においては、高性能アウトドアストーブの有無が大きな効率の差となります。耐久性を犠牲にすれば軽量なストーブは作れますが、野外で壊れてしまっては危機的な状況を招くことになりかねません。この重量は、ファイヤーボックスの最大の短所でもあり、長所でもあるのです。
 

使用方法

収納時は、全てのパーツをひとつにまとめて持ち運ぶことができます。
ファイヤーボックス

ファイヤーボックス本体、ファイヤースティック2本、灰受けの3つに分かれます。
ファイヤーボックス

ファイヤーボックス本体のパーツは、全て蝶番でつながっています。そのまま広げていきます。
ファイヤーボックス

ファイヤーボックス

次に底板を押し下げます。底板には大きな穴が4つも空いていますが、この穴から空気を吸い込み煙突効果によって上方へ抜けることで、高い燃焼効率を生み出しています。
ファイヤーボックス

これで本体部分は完成です。各パーツを広げきっても真四角にはならず、いびつな台形になりますが、それでOKです。この形によって収納時にコンパクトになり、組み立てた際には高い耐久性を生み出しています。
ファイヤーボックス

本体下部のスライド部に灰受けをセットします。セットする向きがあり、一方向にしかセットできませんので、ご注意ください。本体の広い方に対して、灰受けの狭い方を差し込みます。
ファイヤーボックス

これで組み立て完了です。ファイヤースティックは、用途に応じて本体側面の穴に差し込むことで、カップやアルコールバーナーのゴトクとして使用できます。
ファイヤーボックス

本体上部は、折り畳み式の風防になっています。風が強いときや、火力を落としたいときは閉じておくことで効果を発揮します。
ファイヤーボックス

本体側面にある2つの穴からは、薪を補給できます(G2バージョンより)。高さが異なるため、内部で薪が交差する形になります。いったん着火すれば、この穴から薪を補給しておくだけで燃え続けます。
ファイヤーボックス

ロッジの8インチスキレットを置いても、しっかり安定しています。別売りのアクセサリーキットを使えば、更に幅広い調理も可能です。
ファイヤーボックス

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