フォールディングナイフを作ろう！ その３

フォールディングナイフを作ろう！ その１
フォールディングナイフを作ろう！ その２
仕上げはどうするか決まりましたか？　塗装するも良し、オイル仕上げも良しですが、当ショップでは、マリアクレマをおすすめしています。

マリアクレマは、革・木工用のケアクリームです。革を滑らかにケアし、防カビ・防水効果を得られます。ナイフやハチェットの木製ハンドルに使うと、滑らかなツヤが出て美しく仕上がり、防水にもなります。

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使い方は簡単、指で少量をとり、塗り伸ばすだけです。よく伸びるので少量ずつ塗り広げてください。木の色が変わりますので、気になる方は目立たない場所で試してから、問題なければ全体に塗ってください。



下の画像のうち、左のハンドルは何もしていない状態です。右側はマリアクレマを塗ったあと、布で磨いて仕上げました。木目が浮き出て、落ち着いた色合いになっています。時間が経つともう少し薄い色になります。



仕上げが終わったら、付属の「つくりかた説明書」のイラストを参考に組み立てます。まずブレードを止めるピンを差します。仮組み用の穴と間違わないようにご注意ください。



ハンドルの表側からネジを差し込みます。ちなみに、水回りでの使用を想定してネジなどのパーツは全てステンレス製です。



ネジに合わせるようにワッシャーを置きます。



ワッシャーの上に皿バネを置きます。向きがありますので、ご注意ください。



折り畳んだ状態で、ブレードを置きます。


先ほどとは逆の順番で、皿バネとワッシャーを重ねます。皿バネの向きに注意！



反対側のハンドルを合わせますが、ココが一番難しいところです。ピンの位置を確認しながら、皿バネとワッシャーがずれないように、慎重に作業してください。うまくはまったら、軽くネジを締め、横から見てパーツがずれていないか、確認します



問題ないようなら、すべてのネジを締めます。ネジの強弱により、ブレード開閉時の重さを調整できます。ロック機構がないので、少し重めにしておくと安全です。



以上で完成です！　思い通りのナイフに仕上がったでしょうか？　少々失敗しても、自分で作ったナイフだと愛着が湧きますね。



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